数年前のある出来事。
子どもがいない義理の兄夫婦の義理姉に、
「子ども、いなくて自由でいいな~」
と言ったことがあります。
(育児真っ最中のママなら一度は思ったことがあるのでは…?)
そしたら、
「子どもを生むこと、育てるのを選択したのはあなたでしょ?
私を羨んでどうするの?
あなたは、あなた自身が決めた人生を生きなきゃ」
って姉に返されました(汗)
義理姉になにげなく発した一言から発展した会話。
当時の私は、その言葉に軽くショックを受けたのと同時に、
自分の母親観を見つめ直すきっかけをもらったのでした。
数年前は、私は本当に育児に疲れていました。
一方義理姉は、奥さんをしながらも、仕事をバリバリし、友人と時間を気にせず過ごし、
したい習い事をし、自由気ままに主婦をしているように見えました。
とても自由に見えました。
でも今考えるとその時、私は今の私にしかできないことをやっていました。
『子どもを産む』
『子どもを育てる』
選択を自らしたのです。
子どもを持つことで、気づきや学び、世界が広がりました。
その疲れていた瞬間にも義理姉が知らない世界を開拓していたのです。
逆にそれができなくて苦しんでいる女性も多い中、
私たちは母親は、その幸せを噛みしめることができます。
自分にないものを持ってる人を羨んでしまうことは、誰しもあることです。
それは決してダメなことではありません。
ただ、自分が今果たしている使命や役割を噛み締めて欲しいのです。
そしてあの頃の私に言いたいです。
「育児中でも自分がやれる事って、探せばいくらでもあるよ~」
「母親という縛りにとらわれず、楽にいこうよ~」
「キラキラ輝ける方法ってたくさんあるよ~」
今、頑張っているお母さん、女性にもこの声を届けたいなあ、とも思うのです(^∇^)